■ ■ 李 絳攸 ■ ■








女だって男よりできるんだって、思い知らせてやりたかった。
そんな思いで受けた試験は2度も滑って!



「お前、女だろう」



度目の正直で合格したら憎らしいヤツらにバレてしまった。



そうして
年。
私の前に春がやって来た。



「私の事は女として―――」


「そう言えば絳攸、女嫌いは治ったかい?」


「〜〜男として見てくれ!なっ」




それでも周りにバレる日は突然やってくる。
激しい批判に『去る』という選択しかできなくて――――ってあれ?
冗談の似合わない
仮面の男がそんな説明を……って何みんな納得してんの!?


誰 か 
っ 込 め !


ドタバタ官吏生活と
の行方は。
絳攸の女嫌いは治るの!?
燈花が女に戻る日は来るのか!?
そんなの








明日にならなきゃからない。








靴占い。
明日の天気は靴の裏。
だーめだ、だめだ。今日はやめよ。